iPhoneの基本操作
基本的なことが分かってないと、何年経っても上手く操作ができないということです。
この講座でしっかり、理解しましょう。
①iPhoneの持ち方
スマホを、左手のひらに置き、スマホの左側面を親指のつけ根と中指、薬指、小指の3本の指の腹で、挟み込むようにして持ちます。
人差し指は伸ばしたままです。その時、画面に触れないように気をつけます。
②各部の名称
本体の右側面の上に電源ボタン/スリープボタン
左側上に、上からマナーモードスイッチ、ボリューム大ボタン、ボリューム小ボタンがあります。
そして、iPhone8、iPhone s eには、画面下、中央に、ホームボタンがあります。
そして、画面上、中央外に受話口があり、その左側に内側カメラの穴があります。
本体、下側面の中央に充電用の差し込み口があり、その右側に音が聞こえる所があります。
本体裏、左上の角にカメラのレンズとライトがあります。
③iPhoneの使い始めの基本
iPhone8、iPhone s eの場合は、スリープボタン、ホームボタンの順番で使い始めます。
スリープボタンを1回押すと、時刻を読み上げ、かかってきた電話を受けなかった履歴や新着メールなどが表示されます。
これは通知センターからの情報が入るということです。
スリープ状態から、ホームボタンを押すと、無応答着信電話や新着メールなどを見落とす可能性があります。
④ジェスチャーの基本動作
右手の構え方ですが、ぐう、ちょき、ぱあの「ぱあ」の構えから、力を抜き、スワイプする人差し指だけ少し下げて右スワイプ、左スワイプをします。
A.右スワイプは、右に移動、または、文章だと、次の行といった感じで、3回右スワイプすると、4個目に移動、または3行進みます。
B.左スワイプは、左に戻り3回スワイプすると4個目に移動、または、4行目に移動といった感じです。
スワイプのコツは、3センチくらいを右から左に左スワイプ、左から右に右スワイプ、軽く画面に触るか触らないくらいで、はわく感じです。3本指で右から左にスワイプ、ページをめくる操作です。1ページから2ページ、2ページから3ページへとめくる操作です。
C.1本指のダブルタップ
これは、アプリを開いたり、設定を確定し実行するアクションになります。
やり方は、画面近く、画面から1センチぐらい離して、素早く、人差し指で2回タップします。
D.2本指のダブルタップ
これはマジックタップと言っていろんな使い方があります。
まずは電話を取ったり、切ったりします。2本指で素早く2回タップします。(遅いとただのタップと間違えられます。)音楽の再生、停止にも使います。
3本指のダブルタップ
ボイスオーバーの読み上げ停止です。
3本指の3回タップ
スクリーンカーテンと言って画面が真っ暗になります。
3本指のトリプルタップ
範囲指定した場所をコピーします。
4本指のタップ
画面の上半分をタップしたら先頭にカーソルが移動します。
画面の下半分をタップしたら最後にカーソルが移動します。
ローターアクション
人差し指と中指を伸ばしたまま、画面に付けたまま、ペットボトルの蓋をしめたり、緩めて開けるような動作です。
これは、設定メニューを呼び出すときに使います。
右回り、左回りするとき「きりきり」と音がします。
その時の画面によって、メニュー項目が、少しずつ出てきます。
ホーム画面の場合は、右回しで「文字」「単語」「読み上げ速度」「句読点」「コンテナ」「見出し」「アクション」の順番です。
左回しは、その逆です。メニュー項目を3つぐらい読み上げたら、指を浮かして、また、画面にタッチして回します。
上スワイプと下スワイプ
右左スワイプと同じようにしますが、右手の人差し指の先端を90度、左に動かして、肘を上げ、脇を開いて行います。
やり方は同じですがスワイプする方向が上下になります。
上スワイプ、下スワイプをします。ボイスオーバーの読み上げ速度や、文字の1文字読みなどに使います。
全てのジェスチャーは、画面近くで、動作は小さく、オーバーアクションにならないように気をつけましょう。
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電話のかけ方・切り方・便利な使い方
1 電話をかけるには?
1)連絡先からかける
かけたい人の電話番号を探して、ダブルタップする。
2)シリに頼む「ヘイシリ、〇〇さんに電話して。」 または、ホームボタンを少し長押しして「〇〇さんに電話して」と話しかけます。
注)①電話がかからないときは入力を確認します。
漢字の間違え、読み方の間違え、姓(苗字)名(下の名前)の入力ミスはないか調べます。
②読み方の変更は設定→アクセシビリティ→ボイスオーバー→読み上げ→読みかたで変更します。
③設定→連絡先→自分の情報から自分を追加(家族の登録、追加、設定が分かりやすくなります。)
④ガラ系から電話番号を移行した方は名前の次にその他と読み上げます。
(シリで、〇〇さんに電話と呼びかけたら〇〇その他に電話と読みます。)
電話がかかってきたら2本指でダブルタップで電話を受けます。
注)弱視者の方がたまにボイスオーバーを切って使ってるときに電話がかかってきて、2本指のダブルタップで電話が取れないと言われますが、その時は晴眼者とおなじ取り方になります。
2 電話の切り方
電話を切るときもおなじ2本指でダブルタップです。
もしもその操作で電話が切れないときは右横の電源ボタンを素早く2回押します。
(これはアップルサポートに確認した対処方法です、他の方法もあるかもしれません。)
3 履歴の見方
①シリに「通話の履歴を教えて」と話しかけてみる。
注)事前に設定→電話→通知から設定しておく。
②電話のアプリを探してダブルタップする
前回開いた画面が出ます。
画面左下のよく使うから右スワイプ、1回履歴を探します。
画面左上のすべてを探します。(このすべては着信、送信の両方の履歴です。)
右スワイプで履歴を確認します。
③掛けたい人が見つかったら、ダブルタップします。
4 電話番号の登録の仕方
電話番号でかかってきた人を登録するには電話番号をダブルタップして抑えたままにします。
その後右スワイプで新規連絡先を作成でダブルタップします名前を入力して右上の完了で登録します。
5 履歴を削除するには
左上の編集をダブルタップします。
右スワイプで検索と読んだらダブルタップします。
名前と電話番号が出てくるので上スワイプで削除と読んだらダブルタップします。
6 受信拒否と受信拒否解除の仕方
①(0120のセールスとか?)かかってきた番号を受信拒否するときは、すべてから右スワイプします。
編集でダブルタップします。
受信拒否したい電話番号で上スワイプ、詳細情報でダブルタップします。
右スワイプでこの発信者を受信拒否でダブルタップします。
②受信拒否を解除するには、設定から電話を探して右スワイプ着信拒否した連絡先でダブルタップ、
右上の編集でダブルタップ、拒否した番号を探して上スワイプ、解除したい人を探してダブルタップで解除します。
7 着信音の変更
設定からサウンドと触覚を探してダブルタップ、右スワイプ着信音でダブルタップ、好きな着信音に変更します。
(個人の着信音を変更したいときは連絡先から変更したい人を探して右上の編集をダブルタップ、右スワイプで着信音を探して、ダブルタップ変更します。)
着信音の変更が終わったら右上の完了をダブルタップ、そのあともう1度右上の完了をダブルタップ、終了です。
8 バイブレーションの変更
設定からサウンドと触覚を探してダブルタップ、右スワイプ 着信音でバイブレーションを変更します。
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